寂しさ・孤独な中高年！日本の未来がツーショットダイヤルに現れている？
ツーショットで出会ったある女性からこんな話を耳にした。
「なんか最近ツーショットでお話するだけが目的の人って増えたよねぇ。」
彼女は千葉県在住の３４歳の女性だ。結婚はしているようだが、子どもはおらず、現在もＯＬをしているようだ。ツーショット歴は長く、テレクラも含めると10年以上は定期的に利用しているらしい。旦那は出張等で不在がちなようで、かなりのヘビーユーザーだ。
「ワタシも暇でちょっと寂しい時とかに使ってるだけだから、お喋りでも全然構わないんだけどね～。」
「年上の人まで草食系になったのかな？？」
童顔で２０代でも十分通じる女性だったので、ワタシとしては会わないのは勿体ない気もしたが、彼女は、お喋りだけでも結構楽しいと、まったく意に介する様子もなく語っていたのが印象的だった。
実はこういったケースは近年増加傾向にあるようで、話し相手の女性を探す男性がどんどん増えてきているのだ。昔から女性側にはそういったケースは多かった。
寂しさ故に「ちょっと話をしたい」という希望からツーショットやテレクラを利用し、喋り倒して電話を切る猛者も居れば、相手の男性に誘われるがままに抱かれる女性もいた。
一方で男性客は、電話エッチかセックスを目的とする人が大多数であり、話し相手を探すためにテレクラやツーショットを利用する人間は稀で、ほとんど居ないと言っても良かった。
行きつけのテレクラの店員に雑談代わりに聞いてみると、
「かなり増えてるみたいですね。」
「特に結構年配の方に多いらしいですよ。」
っと教えてくれた。
やはり理由は「暇」だとか、「寂しい」という所にあるらしい。
生涯独身だったり、離婚して独り身になった男性達が、話し相手が欲しい。話し相手を探したい。と考えることは極自然なことだ。
しかし彼らの多くは、寂しくて寂しくて生きていけない！っというほど切迫しているのでも無いらしい。基本は一人でも問題ないらしく、寧ろ他者と密接に関わるのは煩わしい。ちょっと赤の他人と会話できればそれで十分だという。
確かにそう考えれば、電話一本で相手が探せるツーショットやテレクラは「おあつらえ向き」のサービスと言え、女性はお喋りのエキスパートであるから、相手としても最高だろう。
巷では、結婚に否定的な人が増えているという記事が頻繁に紙面を賑わせている。初婚年齢は年々遅くなってきており、生涯独身の人も多く増えているのが現状だ。
それに比例するように電話エッチを望む男女も増えており、ワンナイト的な出会いも増えている。そして今回のケースのような電話での話し相手を探すケースも増えている。
今後はこうしたリアルなコンタクトを必要としない出会いや他人との関わり方が増えていくのは間違いなく、お喋り目的の男性達は、こうした未来像を示唆していると言って良いだろう。
一方で、そういったケースが増えれば増えるほど、女性からの積極的な誘いが来る件数は増えていくと言っていい。
これは言わば力学的なもので、当然の成り行きなのだ。事実として「肉食系女子」というような言葉が生まれている以上、積極的な女性が増えているのは火を見るより明らかだろう。
今後は男女の様々なニーズに答えられるマッチングサービスが、隆盛を迎えるのは間違いない。従って、自分にあったサービスをいち早く見つけて、そこに顔を出すことこそが、満足度の高い生活を行う秘訣といっても良いだろう。